平和公園で英語インタビュー2015

平和記念公園へインタビューに行きました
・・・すばらしい体験となりました

 

7月31日(金)、小学校3年生から5年生の生徒4人と、平和記念公園で課外活動をおこないました。今年は、学校のクラブ活動や塾との兼ね合いで、この日一緒に行かれない生徒が何人もいて、残念でした。

この活動は、外国人観光客に声をかけ、英語でインタビューする、という恒例の活動で、今年で4年目となりました。

 

生徒は7月初めから、インタビューチャンツ(教室オリジナルCD)で、インタビューに使う表現を練習しました。今年は去年の基本表現に加え、「○○に行ったことがありますか?」

「(日本の)○○を知っていますか?それは、~~です」といった表現を加え、自分の尋ねたい質問や、自分のことで伝えたいことを準備して臨みました。

 

当日は、非常に暑い日でした。それに加え、平和記念公園には、見たこともないほどの外国人の人だかりが!!例年は原爆ドームの周辺を中心に、インタビューを行ってきましたが、今年はその人だかりの正体を見に、足を延ばして公園の中の方まで、行ってみました。

 

集まっていたのは、「世界スカウトジャンボリー」。世界中のボーイスカウト・ガールスカウトの大集結会が、今年は平和記念公園で行われている、とのこと。聞けば、150か国4000人が、100台の大型バスに乗って、大集結したとのことでした。

 

そのものすごいインターナショナルぶりに、生徒たちはすっかり圧倒。はじめは、なかなか進んでインタビューに向かうことができない様子でした。しばらくしてようやく少し慣れてきたのか、結局それぞれが4人ほどの外国人の方にインタビューすることができました。

 

インタビューした相手の国は、実に、メキシコ、プエルトリコ、オーストラリア、アメリカ、スペイン、ブルガリア、オランダ、スロベニア、フィンランド、スウェーデン、インドネシア、トリニダードと12か国にわたっていました。

 

初めて聞く国もいくつもあり、でもみんな英語でお話してくれました。英語が母語ではない人も多かったのですが、英語を通じて、こんなに世界中の人とお話できることが、なによりすばらしいと感じたのでした。相手の年齢も、ご高齢の方から、ジャンボリーで来ていた若者(14~19歳ぐらい)たちで、満面の笑みで優しく親切にインタビューに応じてくれ、本当にうれしく感じました。すばらしい地球の仲間と、平和な世界を実現したい!と思わせてくれる体験でした。

 

生徒たち、そして講師の私にも新たな課題が生まれました。生徒たちは、もっとすらすらインタビューできるようになりたい!という気持ち。そして私は、インタビューチャンツをグレードアップして、子どもたちがよりよいインタビューをさらに自信をもってできるようにしていくぞ!という思いでした。

2015年8月31日