国際都市広島

国際都市広島

 

8月下旬、小学生のクラスで、夏休みの特別レッスンとして、平和記念公園で外国人観光客に英語でインタビューしました。

原爆ドームの周辺や折鶴を奉納してある広場には、多くの外国人観光客が行き来しており、声をかけると、どの人もとてもフレンドリーに答えてくれました。子どもたちは、初めこそ緊張して、思うように話ができなかったものの、何人かと話しているうちに、だんだんほぐれてきたのか、相手からのとっさの質問にも、ひるむことなく答えられるようになっている様子が見られました。

「自分ひとりでインタビューしてくる!」、といって果敢に声をかけ、しばらく会話をしてきた生徒もいました。頼もしいかぎりです。「きみの英語、上手だよ」「がんばって英語の勉強続けてね」などといってもらい、子どもたちはどのように感じたでしょうか。

インタビューすることができた人たちの出身は、フランス、インドネシア、中国、ニュージーランド(オークランド)、イギリス、ブラジル、カナダ(ケベック)、アメリカと、実に様々でした。年齢も20代の若者から、60近い方まで、いろいろでした。英語がネイティブではない国の人もいましたが、どの人も英語が流暢だったので、話をすることができました。遠い国々から、広島をめざして観光に訪れた人たち・・・、世界に思いをはせます。そして、「国際都市」。辞書で引くと、「世界各国の人々の居留・往来などが多い都市」と書いてありました。広島はまさに「国際都市」なのだ、と実感した時間でした。