12月12日~18日の一週間、クリスマスの特別レッスンをおこないました。
季節ごとの特別レッスンは、年に数回、文化学習の機会になるよう外国の文化のわかる絵本を
読み聞かせしてQ&Aをしたり、これまで学習した表現を使ってゲームをしたりして、
ふだんとは違うレッスンを楽しみつつ、貴重な学習の場となるよう計画しています。
今年は幼児クラスでは、ジンジャーブレッドクッキーをモチーフとした絵本を読み聞かせました。
ジンジャーブレッドがクリスマスに登場する人型のクッキーであることがわかり、
かわいくていたずらなジンジャーブレッドマンの様子にふれ、笑ったりおどろいたりしました。
小学生クラスでは、北米のクリスマスの様子:遠方からも親戚が集い、料理を楽しんだり歌を歌ったり、
ツリーの下にたくさんのプレゼントを置いて、クリスマスの日にプレゼントしあう様子を絵本から学びました。
サンタのためにクッキーを、トナカイのためにミルクを用意しておくことを初めて知る子どももいたようです。
また、Do you have~? Where? などの表現を使い、ツリーにいろいろな形のオーナメントをつけていく
ゲームを楽しみました。
ゲームは、繰り返し同じ表現を言うので、忘れかけていた表現や単語を思い出して定着させるのに、絶好の材料です。
耳から覚え、繰り返し言ったことのある表現は、日本語に直訳することができなくとも、こんな感じの意味、
こんなときに出てくる表現、と捉え、長く深く子どもたちに定着するようです。
クリスマスレッスンの最後は、かんたんクラフトで締めくくりです。
5分から10分程度の短時間で、クリスマスのモチーフを作ったり、その日のレッスンでテーマになったものを
作ったりします。
そうすることで、家に帰ってからも、こんなことを学習した、こんな絵本を読んだということが
繰り返し思い出され、また、前年や前前年に学んだことも思い出され、反復して記憶されていくようです。
今年は、ジンジャーブレッドマン・スノーマン・ツリーが一体となった、クリスマス飾りを作りました。
かんたんな作業のわりには、なかなかの出来栄え!子どもたちも喜んでくれたようで、
お迎えのお母さんやおばあちゃんに、嬉しそうに見せていました。
子どもたちが、今年のクリスマスレッスンを、来年も再来年も覚えていてくれたらいいな、と願っています。