平和記念公園へ
英語のインタビューに行ってきました!
7月22日(土)、恒例の夏のアクティビティを行いました。
平和記念公園へ行き、そこに観光に来ている外国人に話しかけ、
英語でインタビューする、という活動です。この日の参加者は小学校3年生の4人でした。
小3以上の活動としているため、皆初めての体験です。
6月から教室オリジナルの「インタビューソング&チャンツ」で練習を積んできました。
これは、インタビューの流れを、歌とチャンツ(メロディーのないリズム唱和のようなもの)
で体得するものです。
生徒たちは、自己紹介とインタビューのいくつかの質問をすらすらと言えるになり、
本番を迎えました。
少なくとも4人以上にインタビューしよう!と目標をさだめ、アクティビティを開始。
初めはもじもじしていてなかなか声もでなかった生徒たちも、何人かと話すうちに、
すっかり楽しくなり、結果は一人6~7人、10人以上とお話しできた生徒もいました。
インタビューに答えてくれた人たちは、アメリカ、フランス、ベルギー、インド、
オーストラリア、ブラジル、イギリス、中東など、さまざまでした。
ほとんどの人が快くインタビューに応じてくれたばかりか、かわいらしい子どもたちが
英語で話しかけてくれたことに、とても喜んでくれました。
一緒に写真をとったり、自分の国に遊びにきてね、と言ってくれたり、
楽しいひとときを過ごしました。
1時間の活動予定でしたが、予定時刻を過ぎて終了すると、
「もっとインタビューしたかった」「なんかすごく楽しかった」「またやりたい」
といった声が聞かれ、活動は大成功でした。
いつも教室内で練習していること、学習してきたことが、実際に使える、
自分の英語が通じて、世界中の人とお話しできた、ということに、
心から喜びを感じていた様子でした。
<一緒に写真をとりました>
インタビューから帰ると、早速メールを送ってくれた人がいました!
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(原文は英語)
今日原爆ドームに行ったとき、○○ちゃんという女の子が、私たちに
話しかけてきてインタビューをし、とてもすばらしいお話をしました。
あなたの学校でやっていることは、とてもいいですね。
○○ちゃんに、とてもよくやったね、とお伝えいただけますか?ありがとう!
私たちも、世界がもっと平和になるよう、願っていますよ。
二人のベルギー人から愛をこめて。
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(先生より)
このメールの○○ちゃんは、自分からいろいろな外国人に声をかけ、先生の助けなしに、
インタビューをしました。子どものコミュニケーション能力の高さに、とても感心しました。
8月10日(木)には、7月の第一回目に参加できなかった生徒たちが、インタビュー活動に
出かけました。
この日は、小学3年生2人と4年生が1人でした。この日に向けてインタビューソングと
チャンツでばっちり練習をして、楽しみに迎えた日でした。
はじめは、自信なさげにしり込みしていた生徒たちも、一人二人とインタビューするうちに
楽しくなってきて、もっとインタビューしたい!と言うようになり、
活動終了時間が近づいてくると、「え~、もう終わりなの?もっとやりたい、楽しい!」
との声。
最後の方になると、先生を置いて自分たちだけで外国人観光客に声をかけ、
インタビューできるまでに急成長!頼もしい限りでした。
この日お話しできた人たちは、イギリス、フランス、スペイン、カナダ、インドネシア、
オーストラリア、イタリアなど。一人4人以上にはお話ししようね、という約束でしたが、
それをはるかに上回る人たちと話をすることができました。
インタビューでわかったこと・・・・
日本の何が好きですか?という質問に
日本の人、きれいな整然とした街、文化、もちろん食べ物!
という回答がけっこうありました。
広島以外に訪れた・これから行く場所は、東京、京都、金沢、高山、日光・・・
こうして書いてみると、日本て素敵な場所がたくさんありますね。
日本の良さを再発見するとともに、子どもたちが世界のいろいろな場所に興味をもち、
世界中の人を友達のように感じ、平和を実現する人になってほしい、と
改めて感じたこの日の活動でした。
<写真>
左:インドネシアのフレンドリーな家族と
右:カナダのトロントからの家族と
(私がトロントに住んでいたので、子どもたちのインタビューの後、個人的に
話が盛り上がりました)