7歳児の言語分析力

7歳児の言語分析力

 

数年前のことですが、小学校低学年のクラスで、いろいろな食べ物のトピックで話をしていました。すでにspaghettiやcurry and riceなど、十数個の食べ物の名前を教えてあったのですが、1年生のS君が、What do you like (to eat)?という質問に、チャーハンと答えたかったらしいのです。

S君:I like Chaa-rice!

S君は、チャーハンのハン=飯であること知っていて、すでに習ったriceに置き換え、「チャーがカタカナであることから、外来語=英語の可能性ありと、瞬時に分析し(!)、発言したのでした。

この発言を偶然そばで聞いていた英語・中国語のバイリンガル先生が、「なんて賢いんだ!!」と感心しきっていました。その先生には「炒rice」と聞こえたのでしょうね(笑)。

しかし、7歳児の言語分析力って、あなどれませんね。英語という外国語に触れたことで、言葉を立体的に見る力がついてきていたのでしょうか。